植樹した苗木たちは「赤ん坊」と一緒ですから、下草に負けないように草刈りなどの育樹活動も重要な取り組みです。多くの組合員が草刈りに汗を流しています。
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2005年から取り組む煙害によって荒廃した足尾の山への森づくり(NPO法人森びとプロジェクト委員会主催)は、組合員・家族が植えた小さな苗木たちが6メートルを超える高さへと成長し、多くの生物が生きる“いのちの森”へと成長しています。また、その土地本来の木でもあるミズナラなどの“ドングリ”を拾い集めポットに蒔き、育てた苗も根をしっかりと張り元気に育っています。
企業の生産活動によって自然が破壊された結果、松木村は廃村となり、渡良瀬川沿線の人たちも鉱毒の被害に苦しみ、下流域の谷中村もまた廃村とされました。私たちJR東労組大宮地本は、現地に立ち植樹活動を通じて、企業に対する労働組合のチェック体制・たたかいの重要性を再認識し、地球環境と人間の命を大切にする心を育んできました。